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May 29, 2023

北米での硫酸事業の拡大を推進するためにSaconixを買収

硫酸は、農業、製造業、鉱業、繊維などのさまざまな産業で世界で最も使用されている化学物質の 1 つであり、私たちが日常生活に依存している多くの商品やサービスにとって不可欠な商品となっています。 銅、リチウム、レアアースなどの採掘での使用は、脱炭素化への世界的な移行に伴い、その需要を促進すると予想されています。 増加する世界人口のニーズを満たすために食料需要が高まるにつれ、農業や肥料生産におけるその利用も同様に拡大すると予想されています。 このように、硫酸は商品としての重要性が着実に高まっています。

住友商事グループの硫酸事業は、非鉄金属の製錬工程で生成される硫酸を海外に輸出したことに端を発しています。 1994年、当グループは硫酸量において世界最大の海上貿易業者であるInteracid Trading SA(本社:スイス、ローザンヌ)の株式の100%を取得しました。 以来、当グループは米国、チリ等において硫酸の海上貿易、現地流通、保管等のサービスの提供を幅広く行っております。 住友商事グループは、グループが所有する戦略的に配置された硫酸貯蔵タンクと高度に訓練された安全作業により、顧客がいつでも必要な量を供給できるようにしています。 保管タンクのスペースを借りて、保管が難しい薬品を顧客に代わって保管することもできる。 このように住友商事グループは、取引だけではない付加価値を提供しています。

Saconix は、米国西部と湾岸のいくつかの拠点に貯蔵タンクや積み替え施設などの具体的な物流施設を持ち、現地の物流および物流サービスを提供しています。 このように同社は、住友商事グループの硫酸事業と非常に親和性の高いビジネスモデルを有している。 今後も両事業の相乗効果を発揮し、さらなる付加価値の提供に努めてまいります。 住友商事グループは、サコニックスの完全子会社化により、米国西部および湾岸地域に新たな物流拠点を取得し、全世界での硫酸貯蔵能力が19タンク、約33万トン(リース資産を含む)に増強されます。 、その取引量は年間約350万トンの硫酸、または全海上取引量の約20%に増加します。 この取引により、住友商事グループは硫酸業界のリーダーとしての地位を確固たるものとなります。

サコニックスの買収により、米国における住友商事グループの事業領域が拡大します。

住友商事グループは、今後も硫酸トレーディング事業とタンクターミナル事業の相乗効果を追求し、脱炭素化と持続可能な食料生産に貢献する硫酸の安定供給を推進していきます。

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